今も昔も変わらず身近な出会いの場として人気の「合コン」ですが、「合コンで真剣な相手で会うのは難しいのではないか」、「合コンは何回もいってるんだけど、なかなか素敵な出会いがない」、「合コンよりもいい出会いの場はないのか」というように考える方が多いのではないでしょうか。
合コンで素敵な相手に出会い、さらに、同伴しているライバルから狙った相手を落とすところまで行くのはそう簡単ではありません。
そこで、今回は合コンでの出会いよりもはるかに効率的で質の高い相手と出会える方法を紹介します。
合コンの出会いはわずか4%だった！
今も昔も出会いの場として人気の「合コン」ですが、実際期待する結果を出しづらいのが現実です。リクルートブライダル総研の調査結果（恋愛・婚活・結婚調査2017年）によると、「現在の恋人と出会ったきっかけ」として合コンはたったの5%です。
＜交際期間が2年以内の人※調査時点＞
・同じ会社や職場 ：20.6％
・婚活サービス（※） ：16.4％
・サークルや趣味・習い事の活動を通じて ：13.2％
・合コン以外の友人の紹介 ：9.8％
・同じ学校やクラス ：8.0％
・同じ会社や職場ではないが、二人もしくは
どちらかの仕事やアルバイトを通じて：6.8％
・合コン ：5.1％
・SNSで ：4.7％＜交際期間が2年より前の人※調査時点＞
・同じ会社や職場 ：25.7％
・同じ学校やクラス ：14.8％
・サークルや趣味・習い事の活動を通じて ：14.1％
・合コン以外の友人の紹介 ：8.9％
・同じ会社や職場ではないが、二人もしくは
どちらかの仕事やアルバイトを通じて：8.6％
・SNSで ：5.2％
・合コン ：4.5％
・婚活サービス（※） ：4.4％リクルートブライダル総研の調査結果（恋愛・婚活・結婚調査2017年）
一方で、婚活サービスを通じて恋人同士になった人は16％以上と、職場の出会いの次に多い結果となりました。
また、一般的に、まず合コンで理想のタイプ（あるいは、この人なら付き合ってもいいかなという人）が参加してくれる確率が10～20%程度とも言われています。
私の実際の経験から言っても、10回ほど合コンに参加して、付き合うことになったのはたったの1回ですから単純に合コンで出会う確率10%程度となります。
合コンで出会えない理由
「こんなに低いのか」と思う方も多いかもしれませんが、なぜこんなに合コンで出会えないのかには以下のような理由があるからです。
- 「付き合いたい」または「付き合ってもいい」と思える人が参加する確率が低い。
- 気になる人がいても自分に興味があるとは限らず、短い時間内で振り向かせることも難しい。
- 友達がいてやりづらかったり、友達がライバルとなったりする。
- 既に恋人がいる、そもそも恋人をつくるつもりがない参加者がいる。
まず、第一ステップとして、自分のタイプの人や付き合いたいと思える人が参加相手の中にいる必要があります。ストライクゾーンの範囲は人それぞれですが、「今日の参加者はないな」ということもありえます。
また、実際には人数合わせのために参加しており、恋人をつくるつもりが鼻から無い参加者もいます。その時点で、少ない参加者の中から恋人候補が減ります。
数少ない参加者に興味のある異性がいたとしても、相手が自分に興味あるとは限りません。短い限られた時間内で、友達もいてやりにくいと感じたり、友達も同じ人に好意があればライバルとなったり、さまざま障壁を乗り越えていかないといけないのでこのような低い確率になってしまうのです。
合コンをやる人自体が減った…
マイナビ学生の窓口「次世代ラボ」が、首都圏在学の大学生80名にヒアリングを行った結果では、「合コンをしたことが一度も行ったことがない」と答えた人が8割ほどに達する結果となっています。
アンケート概要：マイナビ学生の窓口 次世代ラボ 首都圏の大学生80名を対象 2015年9月10日から19日にかけて実施
合コンはおじさんのイメージが強い
今の若者は合コンに対して「おじさんのイメージが強い」という意見も多いのかもしれません。若者の合コン離れの背景には、やはりSNSやアプリの普及など時代の流れが大きく影響しています。
インターネットによるコミュニケーションの機会が増加し、顔も本名も知らない、初めてやり取りをした相手と話が盛り上がるなんてことも少なくありません。
実際、私の周りの友人の中でも合コンをやる人は少数派でしたが、私の場合は工業大学に通っており大学全体の女性の割合は1割ほどで、大学外での出会いを求めて合コンに参加していました。
しかし、実際行われる1回の合コンで出会える異性は2～5人くらいと非常に限られています。1回の合コンで知り合った数人から付き合うまでいくには正直ハードルが高いです。
合コンは回数に対する付き合う率が低い
先程も言いましたが、私は10回ほどの合コンに参加して、そこから付き合うことになったのはたったの1人でした。しかも、学生同士の合コンだったので、相手はほとんどが看護学生でした。
私のようにほぼ男子校・女子校に通っている学生や、職場に異性との出会いがない社会人は出会いの場が少ない境遇同士で合コンを開催することが多くなると思います。
そうなると、出会いの場としてかなり狭い範囲になってしまうことも現実として多くあります。
合コンより出会えるマッチングアプリがすごい！
インターネットの普及が著しい今日では、出会いの場もデジタルになってきています。数年前までは、出会い系サイトの印象は決していいものでなく、「出会い系サイトを使っている」といえば周りから白い目で見られることも多かったと思います。
しかし、今では東京などの大都市に限らず、地方でもマッチングアプリの利用者数が急増しています。あなたの周りの友人の中でもマッチングアプリを利用している人は珍しくないのではないでしょうか。
私はゴールデンウイークで久々に会った友人がマッチングアプリから今の彼女と付き合ったという話を聞いて、早速、私も負けじとマッチングアプリをインストールしました。
私が「マッチングアプリを始めた」と別の友人に話すと、数日後その友人もマッチングアプリを始めたと連絡がありました。(笑)
マッチングアプリ利用者は年々増えている
マッチングエージェントによるマッチングサービスの市場規模予測からもマッチングサービスの市場は右肩上がりとなり、これからマッチングアプリの登録者数が増えていき、出会いの場も広がることが期待されます。
【国内オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測[2016年－2023年]】（単位：億円） <マッチングエージェント／デジタルインファクト調べ>
このようにマッチングアプリは利用者数が多く、合コンよりも圧倒的に、いろんなタイプの人に出会えます。また、利用者の趣味や趣向から異性を探せる機能などもあるので自分に合った人を見つけやすいです。
婚活アプリから結婚した人も増えてきていますので、付き合うまでのハードルは高くない傾向もあります。
マッチングアプリで付き合うまでの流れ！
マッチングアプリの利用料金はアプリによってさまざまですが、女性の場合は無料で使えるものがほとんどです。男性はマッチングするまでなら無料で利用可能のサービスが多いですが、月額3000円くらいからメッセージやその他の機能が利用可能です。
マッチングアプリの登録が完了したら、異性を探します。各マッチングアプリによって異性を探すための機能には特徴がありますが、基本的には年齢、居住地、趣味・趣向の条件を指定して異性を検索できます。
そのため、いろんなタイプの人がいる中で、自分の趣味・趣向が合う人をみつけてマッチングするので、関係が発展しやすく出会いやすいです。そして、マッチングが成立したらメッセージを送ることができるようになります。
こんなに簡単！マッチングアプリで出会うまでの流れ
ここでは、私の利用しているマッチングアプリのひとつ、「Pairs」を例に簡単な使い方を説明します。
- アプリの利用登録を行う。
- 生年月日等の基本データ、自己紹介文を記入し、掲載する写真を選ぶ。
- 自分の趣味、好きなもの、恋愛観が分かるコミュニティに参加する。
- 相手の年齢、居住地、性格的な条件、共通のコミュニティなどの細かい条件を指定して検索する。
- 気になる相手をみつけたら、「いいね」や「いいね付きメッセージ」を送る。
- 相手に「いいね」を送ったことが通知され、相手がそれを受け入れれば、相手も「いいね」を送り返してマッチングが成立する。（自分が先に「いいね」をもらう逆パターンもある。）
- 互いにメッセージをして会話する。
- 実際にデートの約束をする。
以上が利用登録からデートをするまでのおおまかな流れです。
実際にデートまでいけたら、マッチングアプリのお役御免で、そのあと付き合うまでは自分次第ということになります。
恋活アプリとしておすすめのマッチングアプリ！
マッチングアプリには非常に種類が多く、中には全然利用者が少なかったり、詐欺的なアプリもあります。こちらでは、口コミが良かったり実際に私が利用して良かったマッチングアプリをご紹介します。
With
Withはサービスをリリースしてまだ1年ほどしか経っていないアプリですが、月額の利用料が破格で、機能や登録者数も多いのでコスパ重視の方にはかなりおすすめです。利用者層は20代前半が最も多く、20代後半から30代の利用者も多いので、幅広い年代の方と出会えることもできます。
1週間のお試しコースからも課金可能で、メンタリストDaigo監修の性格診断、心理学、統計学の観点からのマッチングやマッチング相手とのメッセージに関するアドバイスをしてくれる機能があります。
Pairs
Pairsは会員数700万人を誇る王道のマッチングアプリで、異性の探し方もオーソドックスです。検索の条件に年齢、居住地、職業、年収などを入れ、条件の合う相手の中から好みの女性を選ぶことができます。
趣味や趣向、恋愛観などがわかるコミュニティが数千種類あります。この数は他のマチングアプリに比べても類を見ず、このコミュニティから相手を探すこともできます。
年齢層は20代後半が最も多いですが、20代前半、30代もバランスよくいます。他のマッチングアプリと似た仕様であるところが多いですが、会員数が圧倒的に多いので、最初に試すマッチングアプリとしては最適かもしれません。
タップル誕生
スワイプ形式で相手の社員を見て好きか嫌いかを直感的に判断していきます。マッチング率業界トップというのもこのアプリの魅力の一つです。
利用者の年齢層は20代前半の若い世代が多いです。
2018年4月に追加された「おでかけ機能」では「メッセージのやりとりが面倒くさい」「メッセージよりも会って話したい」といった利用者のための機能です。女性側からしかデートのお誘いはできませんが、女性が計画したデートに行きたい男性がいないか募集し、女性が承認すればデートの約束が完了するというものです。メッセージよりも会って話したいという人にはお勧めです。
Omiai
Omiaiは日本で最古のマッチングアプリであり、利用者数もトップクラスです。30歳以上の女性は有料なので、他のマッチングアプリと比べて女性が本気であることが特徴の一つです。婚活に近い、比較的本気度の高い利用者が多いです。
また、女性の人気度によって「いいね」を送る際の必要ポイントが異なるので、一定の利用者に人気が集中しないようになっています。Facebookと連携して、Facebookでのステータスが「既婚」や「交際中」などの利用者は排除される仕組みになっているので、軽い出会いを求める利用者を少なくする仕組みが整っています。
婚活に近い本気の恋活をしたい方にお勧めのマッチングアプリです。
イヴイヴ
イヴイヴは基本的にはPairs、Omiaiのようなマッチングアプリで、年齢、居住地、職業などの情報から相手を検索して気に入った相手に「いいね」を送り、お互いが「いいね」をしたらマッチングとなります。基本的な検索方法は同じで、コミュニティ機能などもありますが、足跡機能はなく、Pairsに比べて会員数が少ないです。
イヴイヴの最大の特徴は利用するために審査を通過しなければならないことです。この審査はアプリ運営側だけでなく、既に利用登録済の利用者からも審査されます。そのため、悪質な利用者が少なく、写真掲載率も高めで安心できるサービスです。また、利用を開始すると、自分も審査する側となります。
男性の年齢層は20代前半、女性は10代、20代前半の若い世代が多めです。完全審査制なので、過去に他のマッチングアプリで悪質な利用者に出会った経験のある方などにお勧めです。
いろんなタイプの人とマッチングできる！
合コンは幹事の方がメンバーを集めることから始まり、日程や場所の調整などの面倒な過程を経て、ようやく開催されます。そして、実際の合コンでは数名の人としか出会えず、費用対効果が非常に低いです。
マッチングアプリを使えば、学生、社会人、多様な業種の人たちと出会えます。
マッチングアプリを使う前の私の場合は、全体の出会いの中での9割が合コンで出会った看護関係の人であり、かなり偏った出会いでした。マッチングアプリは特定の業界の人だけでなく、幅広い業界の中から素敵な異性と出会える機会にあふれていることも魅力の1つです。
まとめ
以上、合コンでの出会いよりもマッチングアプリの方が素敵な出会いがあることを紹介しました。合コンでの出会いはもう時代遅れです。これからの時代はマッチングアプリでの出会いがどんどん主流になっていくと思います。
マッチングアプリはアプリによっても利用者のタイプに特徴がでてきます。自分に最適なマッチングアプリを探し、素敵な出会いを見つけてください。
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