「出会いがないから街コンに参加したいけど、誘える友人がいない」
このような状況の人は、街コンに1人で参加できるかどうか考えるでしょう。事実、今の街コンは非常に多くの種類のものがあり、1人参加OKという謳い文句で募集している街コンも多く見かけます。
ただ、これらの文言を鵜呑みにして1人参加をした結果、大した成果を得られずにお金と時間の無駄遣いとなってしまう事態もよくあるんです。大人数で開催されている街コンなのに、自分1人だけ孤立してぼっちに…なんてことも珍しくありません。
なぜ1人参加の人がぼっちになってしまうのかというと、街コンのシステムをきちんと理解していないので、それによるデメリットや注意点に配慮出来ていないからなんです。
そこで今回は、大人数の街コンに1人参加したときにぼっちになるという落とし穴について詳しく解説します。
一人参加の街コンの意外な落とし穴
そもそも街コンは本来、参加条件として2人1組が一般的です。街コンの運営は会社などの団体が営利目的で行っているため、効率的な集客を図る上ではこの条件が必要なのですが、近年では参加のハードルを下げるために1人参加を認める街コンが増えてきたということなんですね。
また、理想的な街コンの状態は、参加者が大人数であっても男女比が1：1に近いという形であり、このためにはかなり調整が大変になります。これも1人参加によって調整の負担を少しでも減らしたいという狙いなのです。
ただしここで注意すべきなのが、1人参加可能の街コンは女性の参加ハードルが上がるということです。女性は街コンに対して不安を抱いてますし、男女の交流の場所に行くのは1人だとあまり気が進みにくいです。
つまり、1人参加可能というコンセプトの街コンは、たとえ大人数での開催であっても男女比の割合がバランス悪くなってしまい、少ない女性を取り合う構図になってしまう恐れがあるのです。
街コン業者の考え方
なぜこのような事態になってしまうのかというと、先ほども少しふれましたが、街コンを運営する業者の立場になって考えれば答えは明白です。
街コンの会場を抑え、その会場のキャパシティに適した人数を何としてでも集めるために動きますが、運営元の業者は自らの評価を下げないためにきちんと集客やセッティングをするでしょう。そこで行き着く考えが、街コンの1人参加OKにしてしまえば、参加ハードルは下がり集客が楽になるというものです。
ただ、そこで大変なのはやはり男女比の調整です。1人参加では大抵男性の参加者が多くなってしまうので、先に男性の応募だけ締め切るといった措置をとることもあるくらい。こうなってしまうと男女比はバラバラで、質がかなり低い街コンになってしまいます。
男女比のバランスが悪い街コンは、男性が参加女性を奪い合うか、単におしゃべりをしたり同性の友達を増やすパーティになってしまうことが多いです。当然パーティにしては費用に見合わない会場や食事、雰囲気なので、質の低い街コンはどっちつかずで中途半端な交流で終わってしまいます。
大人数の街コンでもひとりぼっち？
ここまで1人参加可能の街コンにおけるマイナスな印象を伝えてきましたが、人によっては「それでも女性と出会えるじゃないか」と思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに街コン最大のメリットは大人数での交流イベントであり、1日で複数の女性とお話し出来るという点です。これを活かせば自分に合った女性を効率よく見つけられるかもしれません。
ただ、街コンはコミュニケーション能力の高い人が圧倒的に有利な激しい競争の場です。若くて容姿の優れたハイスペックの男性が、数少ない魅力的な女性を奪っていくのが当たり前です。
街コンのイベント進行中であれば、イヤでも誰かと話す時間が設けられているので大丈夫ですが、その後のフリータイムでは女性にガツガツいける人でないとぼっちを担ってしまいます。
大人数の街コンだからといって、決して楽に女性と話せる訳ではないということですね。
街コンで成果を出すには？
そんな街コンでお目当ての女性をGETするにはどうすればいいのでしょうか。もしあなたが優れた容姿やスタイル、収入などの高いステータスを持っていればさほど苦労はしないかもしれません。
でも普通の人であれば、よほどのコミュニケーション能力が無い限りぼっちになる危険性が高いです。女性の方から話しかけてもらえることはほとんどないので、積極的にコミュニケーションを図ろうとしないとまず成果は出せません。
さらに街コンでは単純に女性と話せば良いと言う訳ではなく、相手の女性の話をきちんと聞いて相槌を入れるなど、基本的な気遣いもしないといけません。簡単そうに思えますが、街コンなどの大人数の環境ではこれが案外難しいんです。
2人きりなら饒舌に話せるけど、複数人での場なら大人しくなるという人がいませんか？こういう人は何も珍しい訳ではなくて、それだけ大人数での会話は大変なんです。
ましてや1人参加であれば、自分以外誰1人として知り合いはいませんので、人見知りをしている暇もありません。男女問わず積極的に話かけることが重要です。
積極的になれないなら同性の仲間を確保！
ただ、誰でもそんなに簡単に街コンで積極的に行動出来るかと言われれば、そんな人は少数派です。ほとんどの人が大人数の参加者を前に萎縮してしまいます。
そこでおすすめの方法は、同性の男性仲間をあらかじめ作っておくことです。
フリータイムを上手に活用する
街コンは基本的に、イベントの後にフリータイムという流れなので、フリータイム前に仲間を作っておけば、スムーズに行動をとれるようになります。
例えばフリータイム中に女性が3人くらいで固まっていたとします。その周辺の男性は、1人で集団に声を掛けていいか躊躇しているのがほとんどです。1人でいれば話しかけられるという人は多いですが、2人以上で話していると邪魔するように思えてしまうので、声を掛けにくいんです。
でもこれが男性2人以上であればどうでしょうか。あなたが先ほど作った男性の仲間と一緒に声をかければ、自然な感じで複数の女性と交流出来るというわけです。これは街コン初心者にはできない芸当なので、多くのライバルを出し抜ける方法です。
仲間にする男性のポイント
さらに仲間にする男性もできれば恋愛経験が豊富でコミュニケーション能力の高い人の方が好ましいです。なぜならそういった男性であれば上手く女性に話しかけたりアプローチをかえられるので、一緒にいるだけで簡単に多くの女性と知り合えるからです。
逆に恋愛に不慣れでコミュ障の相方を連れてしまうと、話しかけるのもおぼつかないし会話も盛り上がりにくいので、足を引っ張られる危険性があるのでご注意を。
一番理想的なのは、大人数での街コンに慣れている人とペアを組むことです。これができればぼっちにならずに済みますし、複数人での会話になっても適度に盛り上げてくれるでしょう。
街コンよりマッチングアプリの方が圧倒的に優秀
ここまで1人参加の街コンについて説明してきましたが、現状の街コンのシステムでは、恋活などの真剣な出会いという点だと非効率であると言わざるを得ません。
業者がビジネスとして利益を追求する上では仕方ありませんが、無理矢理集客しても質の高い参加者やイベントは開催できないのです。
特に女性なんかだと「主催者の知り合いだから参加した」とか「友達の付き添い」という人もいれば、「友達が欲しいだけ」なんて人もいます。こういった女性に会うために高い参加費と長時間かけるのも馬鹿らしいですよね。これは大人数の街コンだからこそ生じてしまうリスクです。
マッチングアプリが街コンよりも優れている点
これらを考慮した上で、純粋に恋活や婚活など、真剣な異性と出会いたいのであればマッチングアプリの方が遥かに効率的と言えるでしょう。
その理由を一つ一つ詳しく解説します。
コスパが違う
まず費用面に関してですが、これは圧倒的にマッチングアプリの方が高コスパです。街コンは1回の参加費でおよそ5,000円から8,000円くらいはかかります。男性の方が割高になるのは当然で、普通に飲むよりも費用はかさみます。
これに対してマッチングアプリの費用は1ヶ月間で3,000円から4,000円程度です。たった3,000円を払うだけで1ヶ月間は使い放題だし、たくさんの女性とメッセージがし放題なんです。
街コンは3時間とかそれくらいが平均的な時間なので、せいぜい10数人としか話せないと思いますが、マッチングアプリであれが1ヶ月なので50人以上の女性とマッチングすることも難しくありません。しかもこれはお互いが好印象である場合に成立するものなので、1人当たりの真剣度の期待値も高いです。
この女性の真剣度の質というのはとても大切で、マッチングアプリには登録の手間やメッセージという手順を踏むので、真剣に恋活などの相手探しをやっている人ばかりです。
期待値が違う
そして期待値という要素ですが、街コンで出会う女性は趣味も職業もよく分からない人がいきなり現れて会話を始めます。仮にぱっと見の印象が良くても、「話してみると無職だった」とかではシャレになりません。
これは極端な例ですが、自分の求める異性の条件にそぐわない人かどうかを判断し辛いのは街コンの大きなデメリットです。
その点マッチングアプリでは、マッチングする前に相手のプロフィールを見ればある程度の基本情報を得ることが出来ます。職業や身長、酒やタバコをするかまで、パートナーとして相応しい条件なのかを事前に知っておけばミスマッチは減らせますし、マッチングした女性とはやり取りもきちんと長続きしやすいです。
実際に会ってデートできる
そして何といってもマッチングアプリの最大のメリットは、期待値の高い女性と1対1で会ってデート出来るということです。1ヶ月間もマッチングアプリを真剣にやっていれば、アプリやLINEでメッセージを長期間やり取りしている人もちらほら現れてきます。
そういう人は食事やデートに誘えば来てくれますし、お互い好印象でマッチングしてからのやり取りで意気投合してますので、今後の期待値も高めです。
街コンだとこれが、その場のノリで何となく気があったら連絡交換、といった感じなのでたいてい連絡しても返事が来ないか徐々にフェードアウトされてしまいます。
街コンは大人数だと誰と連絡先を交換したのかとか、誰がどの名前なのかすら覚えられないですし、相手の女性もあなたのことを覚えていないでしょう。それくらい一人一人のコミュニケーションの質は低く、余程のことが無い限り上手く交際に発展させることは出来ないのです。
マッチングアプリもアプリによってはサクラや業者が多かったり、ユーザーが少な過ぎて出会えないということがあるので気をつけないといけませんが、大手の有名どころを使っておけば間違いないでしょう。実際に私もサイバーエージェントのグループ会社が運営元である「タップル誕生」を使い、30人以上の女性とマッチングしたことがあります。
まとめ
以上が1人参加可能の街コンにおける落とし穴についてでした。出会いに困る人は多いですが、男女の出会いを仲介するサービスは年々色んな形で増加しています。
これは社会全体の出会いサービスに対するニーズの高さを意味していて、そういった意味では街コンは一夜にして大人数の交流ができる回として優れてします。
ただしこれはあくまで利益を追求するビジネスであり、毎週ペースで開催してやっと成立する事業です。つまりイベントの質よりも、きちんと毎週開催出来るように体裁を整える方が大事なので、多少男女比のバランスが悪くなろうがサクラが入ろうが気にしないのです。
この点においてもマッチングアプリは月額での固定で、多くのユーザーに登録してもらうことが重要なので、質の高い利用環境を心掛けています。
厳正な身分確認や運営の24時間体制での監視など、サクラや業者はかなり減ってきていますし、登録者も年々増えているのでマッチングアプリ全体のイメージも向上しています。
私の例で言えば、1ヶ月間だけでもタップル誕生であれば数人の女性と出会うことが出来ますし、今でも食事に行ったり連絡を取り合ったりする仲の女性もいるくらい、とても質の高い出会いが期待出来るのがマッチングアプリの魅力です。
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